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"ブロック"はこのページにリダイレクトされました。アカウントのとうけつについては、アカウントブロックをご覧ください。 Scratch 2.0のブロックについては、ブロック (2.0)をご覧ください。 ブロックプラグインについては、ブロックプラグインをご覧ください。

ブロックは、Scratch のプログラムをくみたてるためにつかうぶひんで、ジグソーパズルのようにつなげてつかう。それぞれのブロックは、やくわり(「イベントをうけとる」「めいれいをだす」「あたいをかえす」「しんぎをかえす」「スクリプトのおわりをしめす」など)によってちがうかたちをしており、それぞれのかたちには、そのかたちがピッタリはまるせんようのスロット(ブロックをいれるばしょ)がありている(これによって、プログラムじょうのこうぶんエラーのはっせいをふせいでいる)。なお、ふくすうのブロックをくみあわせてひとまとめにしたものを、スクリプトという。このきじではとくにげんきゅうしていないばあい、かくちょうきのうのブロックはじょがいしている。これについてはかくちょうきのうのきじをさんしょうしてほしい。

Scratch 3.0には、ブロックパレットにありないブロックや、きのうをもたないブロックもふくめて128このブロックがある。(ていぎけいのブロックもいれると134こ)

ブロックにはつぎの10しゅるいのカテゴリがある。

うごきみためおとイベントせいぎょしらべるえんざんへんすうリストブロックていぎ

ただし、ModばんScratchには、そのたのカテゴリやブロックをもつものもある。

かたちべつにみたたばあいは、Scratchぜんたいで、ハットブロックが7こ、C型ブロックが5こ、あたいブロックが33こ、しんぎブロックが13こ、キャップブロックが2こ、スタックブロックが60こある。

ブロックのかたち

ブロックのかたちは、ぜんぶで6しゅるいある: ハットブロックスタックブロックしんぎブロックあたいブロックCがたブロックキャップブロック

ハットブロック

ハットブロックのかたち
詳細は「ハットブロック」を参照

ハットブロック(Hat Block)とは、スクリプトをはじめるブロックであり、上がまるく、下にでっぱりがあるかたちをしている(だから、したにしかブロックをつなげられない)。ハットブロックはぜんぶで7個あり、そのうち6こが「イベント」、1こが「せいぎょ」にふくまれている。 つぎに、ハットブロックのれいをしめす:

@greenFlag が押されたとき::events hat

このスプライトが押されたとき::events hat

スタックブロック

スタックブロックのかたち
詳細は「スタックブロック」を参照

スタックブロック(Stack Block)は、それぞれのしゅるいのめいれいをじっこうするブロックであり、うえにくぼみ、したにでっぱりがあるかたちをしている(だから、じょうげにブロックをつなげられる)。スタックブロックはぜんぶで60こあり、ブロックのかたちごとにみたばあい、いちばんかずがおおい。スタックブロックのれいをつぎにしめす: (10)歩動かす ()と言う

しんぎブロック

しんぎブロックのかたち
詳細は「真偽ブロック」を参照

しんぎブロック(Boolean Block)は、しん(True)またはぎ(False)のどちらかのじょうたいをしめすブロックである。たとえばだれかに、「2+2は4ですか?」というしつもんをすると、たずねられた人は「はい」「いいえ」のどちらかのこたえをかえすことになるが、しんぎブロックもこれとおなじようにしん(はい)、ぎ(いいえ)のどちらかをかえす。しんぎブロックは、ぜんぶで13こあり、ろっかくけいであらわされる。

あたいブロック

あたいブロックのかたち
詳細は「値ブロック」を参照

あたいブロック(Reporter Block)は、すうちや文字列をかえすブロックである。たとえばだれかに「2+2はいくつですか?」とたずねれば、「4」というこたえがかえってくるだろう、あたいブロックもこれとおなじようにすうちやもじれつをこたえとしてかえす。なお、しつもんできるないようはすうしきだけではない。あたいブロックは、だえんけいをしており、ぜんぶで33こある(あたいブロックは、へんすうやリストをじぶんでつくったばあい、りろんじょう、むげんにふやせるが、ここではそういったブロックはかずにいれていない)。

Cがたブロック

Cがたブロックのかたち
詳細は「C型ブロック」を参照

Cがたブロック(C Block)は、アルファベットの「C」のかたちをしたブロックであり、"ラップブロック"ともよばれる。Cがたブロックには、あいだにはさまれたブロックをくりかえしじっこうしたり、じょうけんによってどのしょりをじっこうするかをきめるやくわりがある。Cがたブロックはぜんぶで5しゅるいあり、それらはすべてせいぎょカテゴリにぞくしている。Cがたブロックのかぶは、でっぱりがあるものとないものがある。

キャップブロック

キャップブロックのかたち
詳細は「キャップブロック」を参照

キャップブロック(Cap Block)は、スクリプトをとめるブロックで、うえにへこみがあり、したはたいらである(だから、このブロックのしたにはほかのブロックをつなげることができない(ブロックのせっていによってはつなげられるものもある))キャップブロックはぜんたいで2こあり、どちらもせいぎょカテゴリにぞくしている。

ブロックいちらん

Scratch 3.0にはかくちょうきのうとユーザーがていぎしたブロックをのぞけばぜんぶで120このブロックがある。

うごきブロック

詳細は「動きブロック」を参照

うごきブロックは、スプライト のうごきをコントロールするブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、ぜんぶで18このうごきブロックがある。 Scratch 3.0のうごきブロックには、15このスタックブロックがある:

Scratch 3.0のうごきブロックには、3このあたいブロックがある:

みためブロック

詳細は「見た目ブロック」を参照

みためブロック は、スプライトのみためをコントロールするブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、ステージせんようのブロックもふくめぜんぶで21このみためブロックがある。

Scratch 3.0のみためブロックには、18このスタックブロックがある:

Scratch 3.0のみためブロックには、あたいブロックが3こある。

おとブロック

詳細は「音ブロック」を参照

おとブロックは、おととMIDIきのうにかんするコントロールを行うブロックのあつまりである。Scratch 3.0には9このおとブロックがある。

Scratch 3.0のおとブロックには、8このスタックブロックがある。

Scratch 3.0のおとブロックには、1つのみあたいブロックがある:

イベントブロック

詳細は「イベントブロック」を参照

イベントブロック はイベントをコントロールして、かくしゅのスクリプトかいしのきっかけとなるブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、ぜんぶで8このイベントブロックがある。 Scratch 3.0のイベントブロックには、つぎの6このハットブロックがある:

Scratch 3.0のイベントブロックには、つぎの2このスタックブロックがある:

  • () をおくる — Scratchプログラムぜんたいにメッセージをおくる。おくったメッセージがしていされた「() をうけとったとき」ブロックがあれば、そのスクリプトをじっこうする。
  • () をおくってまつ — 「() をおくる」ブロックとどうようだが、メッセージをおくったけっか、かいししたスクリプトのしょりがすべてしゅうりょうするまで、このブロックがおかれたがはのスクリプトのじっこうをちゅうだんしてまつ。

せいぎょブロック

詳細は「制御ブロック」を参照

せいぎょブロックはスクリプトをせいぎょするためのブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、11このせいぎょブロックがある。

Scratch 3.0のせいぎょブロックには、1つだけハットブロックがふくまれる。

  • クローンされたとき (スプライトのみ) — クローンがさくせいされるたびにしていしたスクリプトをじっこうするが、スクリプトじっこうのたいしょうとなるのは、さくせいされたそのクローンだけである。

Scratch 3.0のせいぎょブロックには、3このスタックブロックがある:

  • () びょうまつ — していされたびょうすう、スクリプトのじっこうをとめる。
  • () までまつ — あたえられたじょうけんがみたされるまで(Trueになるまで)、スクリプトのじっこうをとめる。
  • () のクローンを作る — していしたクローンをさくせいする。

Scratch 3.0のせいぎょブロックには、5このCがたブロックがある:

  • () かいくりかす — していしたかいすう、しょりをくりかえす。
  • ずっと — えいえんにしょりをくりかえす。
  • もし () なら — 「もし () なら」であたえられたじょうけんをかくにんして、じょうけんがみたたされていれば(Trueであれば)、なかにいれられたブロックをじっこうする。
  • もし () なら、でなければ — 「もし () なら」であたえられたじょうけんをかくにんして、じょうけんがみたされていれば(Trueであれば)、なかにいれられた1ばんめのブロックのまとまりをじっこうし、じょうけんがみたされていなければ(Falseであれば)、2ばんめのブロックのまとまりをじっこうする。
  • () までくりかえす — じょうけんがさいしょにみたたされたとき、くりかえししょりをやめる。

Scratch 3.0のせいぎょブロックには、2つキャップブロックがある:

  • () をとめる — ドロップダウンメニューからせんたくしたスクリプトをていしする。なお、「スプライトのたのスクリプト」がせんたくされたときは、スタックブロックになる。ほんやくのつごうで、じっしつは「をとめる」までがいんすうとなっている。
  • このクローンをさくじょする (スプライトのみ) — このスクリプトをじっこうしたクローンをさくじょする。

しらべるブロック

詳細は「調べるブロック」を参照

しらべるブロックは、なにらかのじしょうをけんしゅつするブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、しらべるブロックが18こある。

Scratch 3.0のしらべるブロックには、3このスタックブロックがある:

Scratch 3.0のしらべるブロックには、5このしんぎブロックがある:

Scratch 3.0のしらべるブロックには、10このあたいブロックがある:

  • () までのきょり — せんたくちゅうのスプライトからマウスポインターまたはしていしたスプライトまでのきょりをかえす。
  • こたえ — さいごに実行した「() ときいてまつ」ブロックのにゅうりょくけっか。
  • マウスのxざひょう — マウスポインターのxざひょう。
  • マウスのyざひょう — マウスポインターのyざひょう。
  • おんりょう — コンピュータのマイクがけんちしたおんりょうのおおきさ。
  • タイマー — Scratchプログラムをかいししてから、または、タイマーがリセットされてからのけいかじかん。
  • () の () — ステージまたはしていしたスプライトのxざひょう、yざひょう、むき、コスチューム、おおきさ、おんりょう 。
  • いまの () — せんたくしたたんいのじかんじょうほう(ねん、げつ、にち、ようび、じ、ふん、びょう)。
  • 2000年からのにっすう — 2000ねん1がつ1にちからのけいかにっすう。
  • ユーザーめい — じっこうちゅうのユーザーのユーザーめい。

えんざんブロック

詳細は「演算ブロック」を参照

えんざんブロックは、すうしき、すうがくかんすう、もじれつしょりをおこなうブロックのあつまりである。Scratch 3.0には、18このえんざんブロックがある。

Scratch 3.0のえんざんブロックには、7このしんぎブロックがある:

  • () < () — 1つめのあたいが2つめのあたいよりちいさいかどうかをはんべつしてかえす。
  • () = () — 1つめのあたいと2つめのあたいがおなじかどうかをはんべつしてかえす。
  • () > () — 1つめのあたいが2つめのあたいよりおおきいかどうかをはんべつしてかえす。
  • () かつ () — 2つのじょうけんをれんけつする。1つめのじょうけんと2つめのじょうけんがりょうほうともしんのとき、しんをかえす。
  • () または () — 2つのじょうけんをれんけつする。1つめのじょうけんと2つめのじょうけんをべつべつにはんだんして、どちらかがしんをかえすとき、しんをかえす。
  • () ではない — あたえられたじょうけんがぎのとき(じょうけんがみたされないとき)、しんをかえす。
  • () に () がふくまれる — していしたもじれつにしていしたもじれつがふくまれるときしんをかえす。

Scratch 3.0のえんざんブロックには、11このあたいブロックがある:

  • () + () — たしざんのけっか(わ)
  • () - () — ひきざんのけっか(さ)
  • () * () — かけざんのけっか(せき)
  • () / () — わりざんのけっか(しょう)
  • () から () までのらんすう — していした2つのあたいのはんいでらんすう(ランダムなかず)をかえす。
  • () と () — 2つのあたいをせつぞくする。
  • () の () ばんめのもじ — していしたいあたいのもじなどをかえす。
  • () のながさ — していしたもじなどのながさ。
  • () を () でわったあまり — わりざんのあまり(じょうよ)
  • () をししゃごにゅう — あたいをししゃごにゅうして、いちばんちかいせいすうをかえす。
  • () の () — していしたあたいの、ぜったいち(abs)、きりさげ、きりあげ、へいほうこん(sqrt)、せいげん(sin)、よげん(cos)、せいせつ(tan)、ぎゃくせいげん(asin)、ぎゃくよげん(acos)、ぎゃくせいせつ(atan)しぜんたいすう(ln))、たいすう(log)、しすうかんすう(e^)、ていを10とするしすうかんすう(10^)をかえす。

へんすうブロック

へんすうブロック

詳細は「変数ブロック」を参照

へんすうブロック は、あたいやもじれつをもつブロックである。Scratch 3.0には、5このへんすうブロックがある。

Scratch 3.0のへんすうブロックには、4つのスタックブロックがある:

Scratch 3.0のへんすうには、あたいブロックが1つある:

  • () — そのへんすうのあたい

リストブロック

詳細は「リストブロック」を参照

リストブロックリストをあつかうためのブロックのあつまりである。これらのブロックはへんすうカテゴリによういされている。Scratch 3.0には、ぜんぶで12こリストブロックがある。

Scratch 3.0のリストブロックには、スタックブロックが7こある:

Scratch 3.0のリストブロックには、4つのあたいブロックがある:

  • () — そのリストのあたい。
  • () の () ばんめ — していしたようそのあたい。
  • () のながさ — していしたリストにふくまれるようそのかず。
  • () 中の () の場所 — していしたこうもくがリストちゅうにふくまれているさいしょのばんめ。

Scratch 3.0のリストブロックには、つぎのしんぎブロックがある:

  • () に () がふくまれる — ようそのなかに、していしたテキストとおなじあたいをもつものがあるかどうかをはんだんする。

ブロックていぎ

詳細は「ブロック定義 (カテゴリ)」を参照

ブロックていぎ では、ユーザーがじぶんでカスタムブロックをていぎしてつかうことができる。Scratch 3.0では、このためのブロックとして2しゅるいがよういされている。

Scratch 3.0のブロックていぎカテゴリでは、次のハットブロックをつかえる。

  • ていぎ () —このブロックをつかって、カスタムブロックをていぎする。

Scratch 3.0のブロックていぎカテゴリでは、つぎのスタックブロックをつかえる。

  • () — カスタムブロック(じぶんでていぎしたブロック)。


Scratchブロックプラグイン

詳細は「ブロックプラグイン (3.0)」を参照

Scratchブロックプラグインをつかうと、ディスカッションフォーラムScratch Wiki(そのたのJavaScriptせいせんようプラグインをくみこんだサイト)で、Scratchのブロックやスクリプトをそのままあらわすことができる。 つぎに、このプラグインのしようれいをしめす:

@greenFlag がおされたとき::events hat
あるく
定義 あるく
//ていぎもさいげんできる
xざひょうを (0) 、yざひょうを (0) にする::motion
ずっと
((-10)から(10)までのらんすう::operators)ほうごかす::motion
スタンプ
(1) びょうまつ::control

//コメント

そのたのプログラミングげんごにおけるブロック

SandCastleIcon.png このページまたは節には、ScratchのWebサイト、Wikipedia、またはScratch Wiki以外へのリンクがあります。

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ブロックをつかうプログラミングげんごとしては、Scratchはさいしょきにとうじょうしており、ブロックをつかうというアイディアはそのたのおおくのげんごにえいきょうをあたえている。 Mod版Scratch には、ScratchのほんけであるMITばんではいまのところさいようされていない、あたらしいブロックがたすうふくまれている(MITでは、MIT App Inventorのような、ブロックをつかうプログラミングげんごをほかにもさくせいしている)。さらにいまでは、Stencyl など、ぜんめんてきにブロックをつかうげんごでありながら、リアルタイムアプリケーションやオンラインゲームにもたいおうしたプロしこうのげんごもとうじょうしている。また、よりおさないこどもにもりかいしやすいげんごとしてかいはつされたScratch Jr もブロックをつかったプログラミングげんごである。


gu:બ્લોક્સ

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