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隠す
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カテゴリ 見た目
タイプ スタック

隠すブロック見た目ブロックスタックブロック)は、スプライトが表示されているとき、そのスプライトを隠す(非表示にする)ブロックである。スプライトがすでに隠れている場合は、このブロックを実行しても何も起こらない。

わかりやすい動作のブロックであり、見た目ブロックの中でもよく使われるブロックの1つである。

使用例

このブロックは、多くの場合、表示するとセットで使われる。よくある使用例は以下の通り。

  • どこかの場所に現れては消えるプログラム
@greenFlag が押されたとき::events hat
[ここだよ!] と言う
ずっと
表示する
(2) 秒待つ
隠す
(2) 秒待つ
(どこかの場所 v) へ行く
end
  • オブジェクトの前にあるスプライトを隠して、後ろにあるスプライトを表示させる
@greenFlag が押されたとき::events hat
[最前面 v]へ移動する
隠す

[タンスが開いた v] を受け取ったとき
表示する
[見つけたね!] と (2) 秒言う
  • 弾が何かにあたったとき、弾を隠す
[撃て! v] を受け取ったとき
表示する
(マウスのポインター v) へ向ける
< (端 v)に触れた> まで繰り返す
(8) 歩動かす
end
隠す
@greenFlag が押されたとき::events hat
コスチュームを (何も持っていない v) にする
[こんにちは。朝のニュースです] と (3) 秒言う
[ちょっと待って。楽屋にわすれものしちゃった。すぐに戻ってきますから!] と (4) 秒言う
隠す
(2) 秒待つ
表示する
コスチュームを (コーヒー v) にする
[よかった。私のコーヒー、あったわ。さて、どこまで進んだんでしたっけ?] と (2) 秒言う
  • プロジェクト開始時に隠れている状態にする
@greenFlag が押されたとき::events hat
隠す

別のブロックによる表現

詳細は「代用ブロック一覧」を参照

このブロックの動作は、次のコードで再現できる。

 [幽霊 v] の効果を (100) にする

幽霊の効果によって隠れている状態と、隠すブロックにより隠れている状態では、以下のような違いがある。

  • () に触れたブロックの判定時に、位置的に触れていると判定される状態でも、隠すブロックは「触れていない」ことになるが、幽霊の効果は「触れた」ことになる。
  • 隠すブロックで隠れているときは、 このスプライトが押されたときブロックに反応しなくなるが、幽霊の効果で隠れているときは、クリックに反応してしまう。
  • 停止ボタンでプロジェクトを停止したあとに緑の旗を押して再スタートしたとき、隠すブロックの効果は継続するが、「幽霊の効果」の効果はなくなってしまう。
  • () と言う」のようなブロックは、そのスプライトが隠すブロックで隠れているときは実行されないが、幽霊の効果で隠れているときは実行される。

なお、幽霊の効果でスプライトを隠しているときは、表示するブロックではスプライトを再表示できないので、再表示するには、幽霊の効果を0に戻す必要がある。

その他にも、スプライトを隠すには、空のコスチュームを用意しておく方法がある。

コスチュームを (空のコスチューム v) にする

関連項目

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