提供: Japanese Scratch-Wiki
() と () | |
([] と [])
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カテゴリ | 演算 |
タイプ | 値 |
追加 | Scratch 1.4 |
() と ()ブロック(演算ブロック/値ブロック)とは、2つの値を連結して(くっつけて)、できた値を返すブロックである。
たとえば、このブロックに「こんにちは」と「世界」という2つの文字列を入れると、「こんにちは世界」という値が返される。「こんにちは 世界」のように、2つ間に空白を入れたいときは、「こんにちは 」「世界」、または「こんにちは」「 世界」のように、どちらかにあらかじめ空白を入れておく必要がある。
よくある使用例
単語や数、文章など、なんらかの2つの値をくっつけたいときに、このブロックを使用する:
よくある使用例は次のとおり:
- 変数と文字列をくっつけて、文章をつくる
@greenFlag が押されたとき::hat events [あなたの名前を教えて?] と聞いて待つ (([こんにちは ] と (答え)) と [。 私の名前はスクラッチキャットだよ。]) と言う
- メッセージに変数 の値を組み込む(たとえば「クリアした回数: 2回」など)
([キミの点数は] と ((点数) と [だよ。])) と言う
四捨五入を防ぐワザ
変数に入れた値や、ふきだしに表示される値は、小数点以下第二位までに四捨五入されるが、プロジェクトの内容によっては、もっと細かい値が必要になることもあるだろう。このようなときは、() と ()ブロックの片方に小数となるブロックを入れ、もう一方を空にすると、小数第二位より小さな位を含む数を得られる。
- もとのスクリプト:
[求める数 v] を ((10)の[平方根 v]::operators) にする//3.16
- より細かい値を返すスクリプト:
[求める数 v] を (((10)の[平方根 v]::operators) と []) にする//3.1622776601683795
- 小数点以下の桁数を指定したいときは次のスクリプトを使用する
[求める数 v] を (((((数) * ((小数点以下の桁数)の [10^ v]::operators)) を四捨五入)/ ((小数点以下の桁数)の [10^ v]::operators)) と []) にする
別のブロックによる表現
- 詳細は「代用ブロック一覧」を参照
このブロックと同じ動作は、次のコードで実現できる:
[カウンター v] を [0] にする ((1つ目の値) の長さ) 回繰り返す [カウンター v] を (1) ずつ変える ((1つ目の値)の(カウンター)番目の文字::operators) を [結果リスト v] に追加する [カウンター v] を [0] にする end ((2つ目の値) の長さ) 回繰り返す [カウンター v] を (1) ずつ変える ((2つ目の値)の(カウンター)番目の文字::operators) を [結果リスト v] に追加する end [結果 v] を (結果リスト::list) にする
このスクリプトを実行すると、変数 「結果」に、2つの値をくっつけた値が入る。
() + () • () - () • () * () • () / () • () から () までの乱数 • () < () • () > () • () = () • () かつ () • () または () • () ではない • () と () • () の () 番目の文字 • () の長さ • () に () が含まれる • () を () で割った余り • () を四捨五入 • () の ()その他のブロック
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