提供: Japanese Scratch-Wiki
(イベントから転送)
イベントブロックは Scratch 3.0 ブロックの10個のカテゴリの1つで、ブロックの色は黄色( )で統一されている。このイベントブロックは、スクリプト実行のきっかけ(トリガー)となるイベントを検知するために使用される。イベントブロックは、すべてのプロジェクトにとって欠かせない存在である。このカテゴリに含まれるハットブロックがなければ、プロジェクトを開始することができないからだ(ただし、手動でスクリプトを実行することはできる)。 現在、イベントブロックのカテゴリには、6つのハットブロックと2つのスタックブロックが含まれている(イベントブロックは、カテゴリ分類の中でもっとも個数が少ない)。
経緯
Scratch 2.0以前のScratch 1.4では、イベントブロックは制御 ブロックカテゴリに入れられていた。そして、これらのブロックを独立したカテゴリに分類した当初(Experimental Viewer〜Scratch 2.0の初期)、このカテゴリは「Triger」(トリガー)と呼ばれていたが、 Scratch Day 2012 で「イベント」に変更された。 さらに、最初期のイベントカテゴリには、新しいシーンを開始し、そのシーンへのスプライトやステージの反応を記述することを目的とした「シーン」ブロックが含まれていたが、このブロックはメッセージを送受信する各ブロックに動作が似ており、おそらくそれが原因となり、重複と混乱を避けるために削除されたようだ。
ブロック
![]() | それぞれのブロックについてくわしく知りたいときは、そのブロックをクリックする。 |
Scratch 3.0のイベントブロックには、次の6つのハットブロックが存在する:
@greenFlag が押されたとき::events hat
[スペース v] キーが押されたとき
このスプライトが押されたとき::events hat
背景が [背景1 v] になったとき
[音量 v] > (10) のとき
[メッセージ1 v] を受け取ったとき
Scratch 3.0のイベントブロックには、次の2つのスタックブロックが存在する:
参照
ブロックの種類(基本) |
動きブロック • 見た目ブロック • 音ブロック • イベントブロック • 制御ブロック • 調べるブロック • 演算ブロック • 変数ブロック |
ブロックの種類(応用) |