提供:Japanese Scratch-Wiki
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ハットブロックは、その下に組み込まれたブロックを実行する機能を持つブロックで、プログラムに欠かすことができない。ハットブロックは、イベントブロック、制御ブロック、一部の拡張機能のカテゴリに属している。
見た目
ハットブロックの形状は、一般的なブロックスタックブロックの左上を丸くしたものであり、上にどんなブロックも置けないことを表している。
@greenFlag が押されたとき::events hat (マウスポインタ― v)へ行く
一覧
Scratchには24個のハットブロックがあり、その内の17個は拡張機能に属している。
@greenFlag が押されたとき::events hat
[スペース v] キーが押されたとき
このスプライトが押されたとき::events hat
[メッセージ1 v] を受け取ったとき
背景が [ v] になったとき
[音量 v] > (10) のとき
ボタン (A v) が押されたとき::hat microbit
(動いた v)とき::hat microbit
(前 v)に傾いたとき::hat microbit
ピン (0 v) がつながったとき::hat microbit
特徴
条件駆動とイベント駆動
() > () のときブロックや、ほとんどの拡張機能のハットブロックなどは、とある条件がfalse(偽)からtrue(真)に変わった時に実行する。これは「edge activated」(条件駆動)と呼ばれる。それに対し、「緑の旗が押された」「スプライトが押された」「クローンされた」など何かが起こった時に動くのが、イベント駆動型のハットブロックである。
再実行時の動作
ハットブロックから始まるスクリプトが実行している間に、そのハットブロックの実行条件が再び整った場合、最初から実行をやり直すハットブロックと、実行しないハットブロックがある。前者には緑の旗が押されたときなどが、後者には() キーが押されたときなどがある。
キャットブロック
2020年のエイプリルフールでは、ハットブロックは猫の形をした「キャットブロック」となった。