提供:Japanese Scratch-Wiki
アップデート後や開発中に廃止されたブロックをここにまとめる。
Scratch 3.0
このスプライトが () に触れたとき
このスプライトが () に触れたとき | |
このスプライトが (マウスのポインター v) に触れたとき::events hat
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カテゴリ | イベント |
タイプ | ハット |
追加 | Scratch 3.0 |
このブロックは、あるスプライトが別のスプライトに触れた時に実行するハットブロックである。Scratch 3.0の開発中に追加され、現在でもJSONハッキングで入手・使用できる。このブロックについてはここで述べられている。 また余談だが、ScratchJrでは、「(キャラクターの名前)とぶつかったらすたーと」というブロックがある。
Scratch 2.0
Scratch 1.4までは存在していたがScratch 2.0の正式リリース時には廃止されたブロック。
もし () なら、ずっと
- 詳細は「もし () なら、ずっと (ブロック)」を参照
もし () なら、ずっと | |
![]() | |
カテゴリ | 制御 |
タイプ | C型 |
追加 | Scratch 1.0 |
削除 | Scratch 2.0 v230 |
ずっと もし <> なら::control
の意味を持っている制御ブロック/C型ブロック。上記のスクリプトで代用できたので削除。
うるさい
- 詳細は「うるさい (ブロック)」を参照
うるさい | |
![]() | |
カテゴリ | 調べる |
タイプ | 真偽 |
削除 | Scratch 2.0 v177 |
調べるブロックの真偽ブロック。<(音量::sensing)>[30]>
で代用できる。現在もブロックは存在するが、ブロックパレットの中にはない。入手すれば使用することができる。また、真の値を返す基準はScratch 2.0で30から10に変更されている。
すべてを止める
すべてを止める | |
![]() | |
カテゴリ | 制御 |
タイプ | キャップ |
追加 | Scratch 1.0 |
削除 | Scratch 2.0 v121 |
制御ブロック/キャップブロック。後述のスクリプトを止めると異なり、特定のスクリプトではなく全てのスプライトを止める。() を止めるブロックに取って代わられる形で削除。
スクリプトを止める
スクリプトを止める | |
![]() | |
カテゴリ | 制御 |
タイプ | キャップ |
追加 | Scratch 1.0 |
削除 | Scratch 2.0 v121 |
制御ブロック/キャップブロック。スクリプトを停止する。(スプライトではなくスクリプトである。)前述の全てを止めると同様、() を止めるブロックに取って代わられる形で削除。
Scratch 2.0の開発中にのみ存在したブロック
Scratch 2.0の開発中に追加されたが、正式リリース前に廃止されたブロック。
ユーザーID
- 詳細は「ユーザーID (ブロック)」を参照
ユーザーID | |
(ユーザーID::sensing)
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カテゴリ | 調べる |
タイプ | 値 |
追加 | Scratch 2.0 v132 |
削除 | Scratch 2.0 v252 |
これはユーザー固有のIDを返した。ログインしていない場合、IDは0である。ユーザー名 (ブロック)に置き換えられた。現在もブロックは存在するが、ブロックパレットの中にはなく、機能を持たない。
すべてのスプライトを隠す
- 詳細は「すべてのスプライトを隠す (ブロック)」を参照
すべてのスプライトを隠す | |
すべてのスプライトを隠す::looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 v121 |
削除 | Scratch 2.0 v230 |
これはステージのみにあり(実行もステージでのみ出来た)、すべてのスプライトを隠すことができた。しかし、メッセージで代用できるため廃止された。現在もブロックは存在するが、ブロックパレットの中にはなく、機能を持たない。
Scratch days (Scratch開始からの日数)
- 詳細は「Scratch開始からの日数 (ブロック)」を参照
Scratch days | |
(Scratch days::sensing)
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カテゴリ | 調べる |
タイプ | 値 |
追加 | Scratch 2.0 v172 |
削除 | Scratch 2.0 v230 |
このブロックは、Scratch開始の2007年5月15日からの経過日数を示す。このブロックは2000年からの日数ブロックに置き換えられた。
背景の () / backdrop ()
背景の () | |
(背景の [name v]::looks)
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | 値 |
追加 | Scratch 2.0 alpha |
削除 | Scratch 2.0 |
これは背景の番号か名前を返した。これらは背景 #と背景の名前の2ブロックになったが、Scratch 3.0で戻った。
ステージのスクロール
- 詳細は「ステージのスクロール機能」を参照
以下のブロックが、Scratch 2.0に予定されていたが、削除された。これらは、スプライトなしでスクロールを可能にしていた。現在もブロックは存在するが、ブロックパレットの中にはなく、機能を持たない。
右に () スクロールする::motion
上に () スクロールする::motion
スクロール位置を [中央 v] にする::motion
(x方向のスクロール::motion)
(y方向のスクロール::motion)
一斉に
- 詳細は「一斉に (ブロック)」を参照
一斉に | |
一斉に{... }::control | |
カテゴリ | 制御 |
タイプ | C型 |
追加 | Scratch 2.0 v137 |
削除 | Scratch 2.0 v152 |
このブロックはSnapの「warp」ブロックが由来である。そのため、元々は「warp speed」と言う名前であったが、「all at once」と言う名前に変更され、Scratch 3.0で日本語訳が追加された。このブロックは定義の「画面を再描画せずに実行」のような機能を有する予定であったが、その機能はScratch 2.0のリリース前に削除され、以降はただスクリプトを実行するだけである。現在、このブロックは存在しているが、ブロックパレットの中にはなく、機能がない。
透明スタンプ () / stamp transparent
透明スタンプ () | |
stamp transparent (50)::stack pen
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カテゴリ | ペン |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
ペンブロック/スタックブロック。当時スタンプではスタンプ元の透明度に関係なく透明度を0と設定したスタンプが押されていた。その回避策として作られたのがこのブロックである。 通常のスタンプと同様、消すで削除できた。 引数に入力した数の透明度を持ったスタンプを押していたが、スタンプブロックにスタンプ元の透明度を引き継ぐ仕様が追加されたため廃止となった。
()()
()() | |
[say v] [Hello!] ::stack looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
見た目ブロック/スタックブロック。このブロックを使用したスプライトは、別の言葉を話すカプロジェクトが停止するまでずっと言葉を話す。 左のスロットでは吹き出しのタイプが設定できて、「say(言う)」、「think(考える)」、「whisper(ささやく)」、「shout(叫ぶ)」の4種類があった。 「ささやく」機能と「叫ぶ」機能は廃止され、() と言う及び、() と考えるブロックに取って代わられ廃止。
()秒間()() / ()() for () secs
()()for()secs | |
[say v] [Hello!] for (2) secs::stack looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
見た目ブロック/スタックブロック。上述の()()と同じ選択肢を持っている。が、引数に入力する数しか吹き出しが持続しないという点が異なる。 ()()と同じく4種の吹き出しの種類があったが、やはり「ささやく」と「叫ぶ」は廃止され、 () と () 秒言うと() と () 秒考える ブロックに取って代わられ廃止。
テキストを () にする / set text ()
テキストを () にする | |
set text [abc]::stack looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
見た目ブロック/スタックブロック。このブロックを実行すると、実行したスプライトの見た目を現在のコスチュームではなく指定された文字列に変更する。(例:abc)日本語非対応。 削除理由は不明だが、テキストをコスチュームとして追加することでコードを整理できた、New Scratcherが混乱するのを防ぎたかったなどの理由が考えられる。 このブロックは現在Scratch 3.0には存在しないが、Scratch Labに存在している。
フォントを()、色を()にする / set font () color ()
フォントを()、色を()にする | |
set font [plain v] color [#000000]::stack looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
「テキストを () にする」で表示されたテキストに用いる。削除理由は不明。このブロックはScratch Labではフォントを指定するブロックと色を指定するブロックの2つに別れて存在している。
() 色のみ表示する / sense color
() 色のみ表示する | |
sense color1[#000000]::looks sense color2[#000000]::looks sense color3[#000000]::looks sense color4[#000000]::looks sense color5[#000000]::looks sense color6[#000000]::looks | |
カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
このブロックはステージでのみ使えた。指定した色以外をグレースケールにする。削除理由は不明。
しきい値を色相 ()、彩度 ()、明度 ()にする / set thresholds hue () sat () bri ()
しきい値を色相 ()、彩度 ()、明度 ()にする | |
set thresholds hue (15) sat (0.2) bri (0.2)::looks
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
このブロックはステージでのみ使えた。「() 色のみ表示する」ブロックのしきい値を設定する。削除理由は不明。
クローンを作る / create clone
クローンを作る | |
create clone::control
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カテゴリ | 制御 |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 2.0 prealpha |
削除 | Scratch 2.0 alpha |
このブロックは自分自身のクローンを作るものだった。() のクローンを作るに置き換えられ、削除された。
MIDI関係
MIDI関係の音ブロックが多数あったが、不明な理由で削除された。これらがJavaに依存していたためと思われる。
Scratch 1.0以前
()が真のとき / when () is true
- 詳細は「When () Is True (ブロック)」を参照
when () is true | |
when <> is true::control hat
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カテゴリ | 制御 |
タイプ | ハット |
削除 | Scratch 11Dec06 |
このブロックは停止することができないという問題があり、それが原因でScratch 1.0のリリース前に削除された。[1]
端から離れた方へ向ける / point away from edge
- 詳細は「Point Away From Edge (ブロック)」を参照
point away from edge | |
point away from edge::motion
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カテゴリ | 動き |
タイプ | スタック |
追加 | Scratch 02Dec05 |
削除 | Scratch 27Jul06 |
このブロックはもし端に着いたら、跳ね返るブロックの動作を端に触れていなくても実行できるようにしたもので、このブロックが追加された後のバージョンで「もし端に着いたら、跳ね返るブロック」は一度廃止されている。しかしその後このブロックは端視され「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックが再度追加された。