提供:Japanese Scratch-Wiki
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このページはScratch 2.0から3.0へのアップデートにともない、おおきなへんこうがひつようであるとよそうされています。ここにかかかれていることはすぐにふるくなるかもしれません。 |
:このこうもくはプログラミング言語をせつめいしています。フォントについては、Scratch (フォント)をごらんください。
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この項目は、書きかけの項目です。この項目に加筆・訂正などをしてくださる協力者を求めています。
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Scratch(スクラッチ)は、マサチューセッツこうかだいがくメディアラボ ライフロングキンダーガーデングループ(MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)が かいはつする、 8〜16さいの ユーザーを メインターゲットに すえた むりょうの きょういくプログラミングげんご である。 げんざい、 7082まんにんいじょうの Scratcherが とうろくしており、 7611まんいじょうの プロジェクトが きょうゆうされている[1]。 いまのバージョンの Scratch 2.0には オンラインエディターから アクセスできるほか、 オフラインエディターは ここから、 まえのバージョンの Scratch 1.4は ここから それぞれダウンロードできる。
Scratchは、 きょういく・がくしゅうが たのしく かんたんに できるよう つくられている。 Scratchには、 インタラクティブストーリー、 ゲーム、 アート、 シミュレーションなどを つくるための たくさんの ツールが よういされており、 さらには、 オリジナルの ペイントエディター、 サウンドエディターまである。
Scratchの プログラムは、 ユーザーが ブロックパレットから ブロックを ドラッグして、 ジグソーパズルの ように ほかの ブロックに とりつけることにより さくせいする。 このようにして くみあわせた 2ついじょうの ブロックの かたまりは、 スクリプトとよばれる。 ブロックを つかって コードを つくるこのような プログラムの つくりかたを、 ドラッグ&ドロッププログラミングと よぶこともある。
ScratchのウェブサイトのURLは https://scratch.mit.edu である。
りようほうほう
Scratchはせかいじゅうのがっこうで、こどもたちにコンピュータープログラミングのきそをしょうかいするしゅだんとしてつかわれているが、がっこういがいでもりようされるばあいはおおく、こどもだけでなくおとなのなかにも、Scratchをつうじてプログラムのきそちしきをまなび、 やがて他のプログラミング言語にすすんでいくひとがいる。Scratchのりようにおいては、Scratchプロジェクトのさくせい、 リミックス、 コラボ などをとおして、ほかのユーザーとこうりゅうをふかめることができる。
しようかんきょう
プログラミングげんごのせっけいにあたり、かいはつしゃがもっともだいひにしたのは、げんごしようとかいはつかんきょうをちょっかんてきなものにして、プログラムけいけんのないこどもでも、すぐにつかいかたがわかるようにすることであった。パワフルなマルチメディアたいおうやマルチスレッドしきのプログラミングスタイルのさいようにたいして、プログラミングげんごとしてはたいしょうはんいをしぼりこんだたいしょうてきなせっけいがなされた。

Scratchのユーザーインターフェース では、がめんがいくつかのペインにぶんかつされており、ちゅうおうにブロックパレット、 みぎにスクリプトエリア、ひだりにステージとスプライトのリストがある。ブロックパレットにはコードのかけら(ブロック)があり、これらはスクリプトエリアにドラッグして、プログラムをさくせいするためにしようされる。とんでもないりょうのブロックがずらずらとブロックパレットにならぶとしようするときにふべんなので、これらのブロックはうごき、みため、おと、ペン、データ、イベント、せいぎょ、しらべる、えんざん、そのたの10このグループにぶんるいされている。
めいしょうについて
ライフロングキンダーガーデングループのプログラミングげんごとして使われている「Scratch」というたんごは、おんがくのせかいのスクラッチとかんけいがある。
“ | 「スクラッチする」とは、DJやターンテーブリストがおこなう、ターンテーブルじょうのビニールレコードをぜんごにこすって(ときには、DJミキサーのクロスフェーダーをそうさしながら)、どくとくのおとをだすテクニックのこと。[2] | ” |
– Wikipedia |
DJどうよう、Scratchでも、さまざまなコードのかけら(ブロック)をくみあわせて、あたしいなにかがつくりだされる。
“ | わたしたちは、ScratchというなまえをヒップホップDJたちがおんがくをスクラッチするやりかたからとったんだ。DJって、おんがくをいちどばらばらにしてから、よそうもしなかったクリエイティブなやりかたでそれをくみあわせて1つにしていくからね。 | ” |
– Mitchell Resnick, MITライフロングキンダーガーデングループ |
Scratchのはせいご
Scratchというたんごからはいろいろなようごがはせいしており、次のようなごがScratchユーザーのあいだでにちじょうに使われている:
- Scratcher スクラッチャー。スクラッチのユーザー
- Scratching スクラッチング。スクラッチをつかうというどうさをあらわす
- Scratched スクラッチド。べつのゲームをScratchでさいげんしようとしたプロジェクト(例:スクラッチド パックマン)
- Scratchチーム Scratch webサイトのかんり/かいはつチーム
- Scratch On! Scratchチームがつくり、しようするようご(ほかのScratcherたちもつかうようになっている)。「Scartchをがんばってつづけよう」といういみで、ユーザーをはげますことば。
あいことば
Scratchのあいことばは、「そうぞう、プログラム、きょうゆう」。これはScratchプロジェクトせいさくのきほん、「まず、アイディアをかんがえ(そうぞう)次にScratchでアイディアをプログラムにして(プログラム)そしてさいごはせかいじゅうにきょうゆうする(きょうゆう)」というながれをあらわす。Scratch 2.0のリリース以降、Scratchサイトぜんたいでこのことばをみかけるきかいはすくなくなった(トップページでは、Scratchとはなにかというせつめいにとってかわられた)。
バージョン
げんざいのScratchのバージョンは2.0である。2.0のオンラインエディターのこうしきリリースびは2013年5月9日、オフラインエディターのこうしきリリースびは2013年8月26日であった。きゅうバージョンにあたるのは、2009ねん7がつ2にちにリリースされたScratch 1.4である。さらにそのいぜんには、 Scratch 1.3、 Scratch 1.2、Scratch 1.1、Scratch 1.0といったバージョンがそんざいした。これまで、Scratchのバージョンがかわるたびにじゅうだいなへんこうがくわえられてきたが、1.4から2.0へのバージョンアップでは、Scratchにとくにおおきなへんかがくわえられた。プログラムのバージョンが2.0にアップデートされただけではなく、Scratch webサイトがScratchじたいのきのうのいちぶとしてとりこまれたためである。
とくしょく
- Scratchはチューリングかんぜんである
- こんげんてきにイベントドリブンがたである
- オブジェクトしこうがたプログラミング であるかどうかはコミュニティないでのぎろんがわかれている
- Scratchでデータをかくのうするには、変数とリストをりようする。なお、リストはふくせいできる。
- Scratchの「くりかえし」せいぎょではそうさははアトミック(ふかぶん)ではない。 シングルフレーム ぷろぐらむにすれば、ぎじてきなアトミックそうさとしてあつかうことができる
- Scratch 2.0ではプロシージャ(ブロックていぎ)、再帰をしようできるできる。
- Scratchにはシンプルな キャスト (がたへんかん)ルールがいくつかそんざいする。しかし、データはだい1きゅうオブジェクトではない。だい1きゅうオブジェクトとしてリスト、スプライト、プロシージャ(ラムダしき)をもつつことはできない。
OS機能へのアクセス権
ScratchからハードウェアやOSにアクセスできるはんいはかぎられており、かなりあんしんしてりようできるプログラムといえる。Scratchからアクセスかのうなないようはつぎのとおり:
- マイクでひろったおとのボリューム(音量)
- Scratchがめんないでのマウスいち
- キーがおされたこと(ただし、Scratchがアクティブになっているときだけ)
- Webカメラからがぞうをうけとったばあい、そのがぞうないの動きを表すモーション値(Scratch 2.0から)
- プログラムのかいはつちゅうは、ローカルのファイルシステムにアクセスかのうだが、じっこうちゅうのプログラムからはファイルシステムにアクセスできない
- Scratchは、ユーザーのコンピューターにせつぞくされたLego WeDoや、PicoBoard とがいぶつうしんできる
mod版Scratch(かいぞうばんScratch)には、よりおおくのOSきのうをしようするものもある。
ScratchJr
ScratchJr はScratchにもとに、よりシンプルにしたプログラミングげんごで、5〜7才の子どもにむけてせっけいされている。Scratchとはことなり、ScratchJrはタブレットむけのモバイルアプリとしてかいはつされた。ScratchJrのかいはつチームはScratchチームとはじゃっかんことなる。ただし、りょうほうののプログラムにこうけんしているメンバーもすうめいそんざいするする。
こネタ
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- Scratchとカートゥーンネットワークのコラボレーションにより、「ぼくらベアベアーズ」のプロモーションきかくとして、どうばんぐみのプロジェクトを作れるようになっている。にほんごばんサイトにリダイレクトされるが、えいこくばんのサイトには、こちらにとくしゅうページがある。
- Scratchは、いちじてきに「ヒヒーン(Neigh)」にかいめいしたことがある(Scratchチームが2012年のエイプリルフールに行った2.0に向けたジョークだった)。このときは、さらに、サイトのあちこちで「マイリトルポニー」がとうじょうした。くわしくは、こちら(えいごばん)をさんしょう。
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