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注目の記事.png この記事は2019年7月の注目の記事です。
このきじは ひらがなでよめません。ごめんなさい。編集者向け:作成する

ペイントエディターScratch 3.0の機能の一つである。これはScratch 2.0のものと大きく異なり、さまざまな変更が加えられている。

ペイントエディターはScratch付属の画像編集機能で、コスチューム背景を、ベクター(ベクタ、ドロー系)やビットマップ(ラスター)形式で操作できる。

キャンバス

ベクターのキャンバス
ビットマップのキャンバス
キャンバス外のキリン

ステージは横480ピクセル、縦360ピクセルである。ペイントエディターのキャンバスは、以下のように分かれている:

  • ステージの大きさ(480x360)のキャンバス。スプライトの座標が(0,0)の場合に表示されるのはこの部分である。2020年5月18日のアップデートまでは、これが唯一のキャンバスであった。
  • 追加のキャンバス。(ベクターのみ) ペイントエディターに余白がある場合は、追加のキャンバスが表示される。これを表示するには、ズームアウトするか、描いたものをドラッグしてステージのキャンバスの外に持って行かないといけない。この中でも自由に描画できる。
  • キャンバス外。ベクターでは、キャンバス外でも描画でき反映されるが、ビットマップでは、キャンバス外には描画できず、ドラッグして移動させようとするとキャンバス外の部分はカットされる。これを応用すれば、コスチュームを垂直又は平行にカットできる。
プラス記号

上に何もない場合は、キャンバスの中心には丸で囲んだプラスが表示される。ドラッグするときには、このプラスマークが最前面に表れ、またドラッグしている物の中央にプラス記号が表示される。この2つを重ねようとすると、ドラッグしている物が動き、コスチュームの中心がその中心のプラスがあるところとなる。わずかにコスチュームの中心をずらしたい場合は、キーボード操作をすると、プラスは表示されないため、自由に移動できる。

ベクター

ベクターのエディター

Scratch 3.0のペイントエディターはベクターを中心としている。

利用できるツール

ツール

選択

部分を選択する。マウスでホバーすると青枠が出るので、対象に青枠が出たらクリックする。選択した部分はドラッグで移動でき、枠の端のつまみで大きさを調節でき、また以下のボタンが使える。

  • 3.0 画像の反転.png 画像を左右または上下反転にする。対象を選ばない場合、画像全体に行われる。
  • 3.0 paint コピペボタン.png 選択部分をコピー、または削除する。もしコピーされていたら、貼り付けられる。

形を変える

線の形を変える。特徴的な更新として、ベジェ曲線のサポートが挙げられる。部分をクリックすると点が出てくる。点をクリックすると操作できる。線の上の点がないところをクリックすると新しい点ができる。点の操作時、以下のボタンが使える。

  • 3.0 paint pointed.png 滑らかか角ばったほうかの選択。滑らかなほうは、ベジェ曲線で編集する。
  • 3.0 paint コピペボタン.png 削除のみ有効。点を削除する。

ブラシ

曲線を自由に描く。色は「塗りつぶし」側で操作する。

  • 3.0 BrushSize.png ブラシのサイズ。

消しゴム

Scratch 3.0にて追加された。ビットマップと同様に使え、形を変える。穴もあけられる。色の設定は変えられるが使用されていない。

  • 3.0 BrushSize.png 消しゴムのサイズ。

塗りつぶし

一部分を「塗りつぶし」色で塗りつぶす。

テキスト

フォント
絵文字も入力できる

文字を入力する。Scratch 3.0にてフォントが変わり、日本語フォントが追加された。

Scratch 3.0の名前 日本語の一般名称 Scratch 2.0の名前
Sans Serif ゴシック体 Helvetica
Serif 明朝体 Donegal
Handwriting 手書き Gloria
Marker マーカー Marker
Curly 渦巻き Mystery
Pixel ピクセル なし
中文 中国語 なし
日本語 日本語 なし
한국어 朝鮮語 なし

直線

直線を描く。太さは枠線色のとなりのボックスで変えられる。

円を描く。 Shiftキーを押しながらドラッグすると正円が描ける。

長方形

長方形を描く。 Shiftキーを押しながらドラッグすると正方形が描ける。

ベクター共通のボタン

グラデーション
  • 3.0PaintVectorUngroup.png グループ化されたものが選択された場合に有効で、それを分解する。
  • 3.0VectorPaint Group.png 複数の部分が選択された場合に有効で、それらをグループ化する。グループ化されたものは1つの部分であるかのようにふるまう。
  • 3.0 ペイント 一層上げる.png 選択部分が最前面にないとき、それを1層上げる。
  • 3.0 paint 一層下げる.png 選択部分が最背面にないとき、それを1層下げる。
  • 3.0 paint 最前面.png 選択部分が最前面にないとき、最前面にする。
  • 3.0 paint 最背面.png 選択部分が最背面にないとき、最背面にする。
  • 3.0 paint 塗りつぶしツール.png 選択部分の塗りつぶしの色、枠線の太さと色を変える。
  • グラデーション設定 塗りつぶし色について、グラデーションの種類と色を選ぶ。グラデーションを設定したとき、2つの色をクリックしてどんなグラデーションにするか選ぶ。「交換」ボタンで切り替わる。

ビットマップ

ビットマップのエディター

利用できるツール

ツール

選択

部分を選択する。マウスでドラッグすると青枠が出る。選択した部分はドラッグで移動でき、枠の端のつまみで大きさを調節でき、また以下のボタンが使える。

  • 3.0 画像の反転.png 画像を左右または上下反転にする。対象を選ばない場合、画像全体に行われる。
  • 3.0 paint コピペボタン.png 選択部分をコピー、または削除する。もしコピーされていたら、貼り付けられる。

ブラシ

曲線を自由に描く。色は「塗りつぶし」側で操作する。

  • 3.0 BrushSize.png ブラシのサイズ。

消しゴム

形を変える。穴もあけられる。色の設定は変えられるが使用されていない。

  • 3.0 BrushSize.png 消しゴムのサイズ。

塗りつぶし

一部分を「塗りつぶし」色で塗りつぶす。

テキスト

ベクターと同じ。ただし、一度確定したら訂正できない。

直線

ベクターと同じ。

円を描く。ただし、枠の色は設定できず、中を塗りつぶすか、塗りつぶしの色で指定の太さで枠を描くかの2択。

  • 3.0 ビットマップ塗りつぶし.png 塗りつぶすか枠を描くかの選択ボタン。「輪郭」を選択すると、太さを設定できる。

長方形

長方形を描く。ただし、枠の色は設定できず、中を塗りつぶすか、塗りつぶしの色で指定の太さで枠を描くかの2択。

  • 3.0 ビットマップ塗りつぶし.png 塗りつぶすか枠を描くかの選択ボタン。「輪郭」を選択すると、太さを設定できる。

ビットマップ共通のボタン

  • 3.0 paint 塗りつぶしツール.png 選択部分の塗りつぶしの色、枠線の太さと色を変える。

共通のボタン

  • 3.0 ConvertBitmap.png ベクターとビットマップを入れ替えるボタン。
  • 3.0 ペイントエディター undo.png 取り消し・やり直しボタン。
  • 3.0 ペイント拡大縮小.png 画像を拡大・縮小するボタン。=は100%。
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