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この記事は2017年12月の注目の記事です。 |
ScratchキャットはScratchのマスコットで、新しいScratchプロジェクトを開いたときのデフォルトのスプライトである。これはScratch1.4を除き変更できない。これは新しいScratchアカウントのデフォルトアイコンのシルエットでもあり、人間のシルエットを示した以前のバージョンから置き換わった[1]。ScratchキャットはMITの商標であり[2]、Wing Nganによって描かれた[3]。ScratchチームのメンバーCeebeeさんによると、Scratchキャットはバイナリではなく、性別でオスまたはメスと厳密には区別されない[4]。
ScratchキャットはScratch 3.0で変化した。たとえば、鼻が黒くなっている。[5]
様々な場所に使われるScratchキャット
ScratchキャットはScratchの中のいたるところに使われている。
- Scratchキャット
アカウントの初期アイコン
コメントの絵文字用のアイコン
ScratchJrに使われるキャラクター
Scratch 1.4に使われたScratchキャット
Scratch 2.0に使われたScratchキャット
プロジェクトでの使用
35,000を超えるプロジェクトで、最もよく知られている形式(「cat1-a」という名前のコスチューム)でScratchキャットが使われている。Scratch 1.3からは2番目に多く使用されている画像である。画像の使用率が高いのは、新しいプロジェクトを作成するときのデフォルトの起動スプライトであるためか、ScratchキャットがScratchのシンボルとして機能しているためである。
この画像は、よく知られている画像のため、特にチュートリアルプロジェクトでプロジェクトのナレーターとしてよく使われる。また、トークショースタイルのプロジェクトではインタビュアーとして頻繁に使われている。これらと同様に、他の多くの用途にも役立つ。
エラーに使われるScratchキャット
Scratchのウェブサイト内で存在しないページを読み込んだときの404エラーにも灰色のスクラッチキャットが使われていた。 現在は、アクセスが拒否されたときに出る403エラーで表示される。 また、非共有になっているプロジェクトをリミックスツリーで見ようとすると、共有時のサムネイルに関係なくこのscratch キャットがサムネイルになる。
Scratch キャットの歴史
Scratch 1.0より前は猫を上から見たデザインのものが使われていた。これはCat2という名前に代わり、Scratch1.0 でCat1としてScratchキャットが追加された。これはまだビットマップである。Scratch 2.0 alphaの中でベクターのものに変更され、Scratch 2.0 v189でさらに変更が加えられた。そして、Scratch 3.0でまた変更が加えられた。Scratch2.0 v189からScratch3.0では口の形が円くなり、全体的に円い感じになっていった。
- 歴代Scratchキャット