提供: Japanese Scratch-Wiki

ブロック定義(ブロックていぎ)は、ブロックのカテゴリの1つで、ブロックの色はピンク色( )である。
ブロックが作られる前は、ブロックパレットには「ブロックを作る」ボタンを除き何もない。 Scratch 3.0現在では、スタックブロックのみ作成可能である。 このカテゴリでは、技術的には際限なくブロックを作ることができる[要出典]。
作成方法
- 詳細は「定義 (ブロック) #作成方法」を参照
「ブロックを作る」ボタンをクリックすると、ブロック名を尋ねるダイアログが表示される。次に、希望のテキストと引数を入力し、「OK」をクリックすると、ブロックを作成できる。
ブロック
Scratch 3.0のブロック定義ブロックには、次の1種類のハットブロックが含まれている:
Scratch 3.0のブロック定義ブロックには、次の1種類のスタックブロックが含まれている:
Scratch 3.0のブロック定義ブロックには、次の1種類の値ブロックが含まれている:
Scratch 3.0のブロック定義ブロックには、次の1種類の真偽ブロックが含まれている:
定義ブロックの中には、「テキスト(数値)」、「真偽値」の2つの要素を追加することができる。
定義 カスタムブロック (テキスト\(数値\)) <真偽値> カスタムブロック () <>::custom
使い方
スタックブロックには値ブロックや真偽ブロックを追加することができる。
カスタムブロック (10) <[10]=[10]>::custom
上記のコードの場合、数値::custom ring
には10が入り、<真偽値::custom>
には「true」が入る。
ブロック定義ブロックは、次のような場面で使うことができる:
- プロジェクトのファイルのスペースの削減
- 画面を再描画せずに実行する(再描画を少なくし、高速にする)(ただし、再描画せずに実行すると、ターボモードとは違い、実行が終了するまで画面の再描画をする頻度が非常に下がる。)
- 長いスクリプトを複製する代わりに、スクリプトの塊を作ることで、編集の手間が省く(間違いがあっても、比較的簡単に修正できる。)
- 再帰のプログラムを組む
値を返す定義ブロック
Scratch 3.0現在では、値を返す定義ブロックは存在しない。 代わりとして、特定の変数を出力した文字列にする定義ブロックを作るという方法がある。
定義(足される数)に(足す数)を足す [計算の答え v] を ((足される数)+(足す数)) にする
Scratch 2.0
Scratch 2.0では、ブロック定義ブロックはカスタムブロックという名称であり、ブロックの色は紫色( )だった。また、カスタムブロックはその他ブロックのサブカテゴリであった。その他ブロックには、拡張機能のブロックも含まれていた。
基本のブロック |
動きブロック • 見た目ブロック • 音ブロック • イベントブロック • 制御ブロック • 調べるブロック • 演算ブロック • 変数ブロック • ブロック定義ブロック |
拡張機能 |
音楽拡張機能 • ペン拡張機能 • ビデオモーションセンサー拡張機能 • 音声合成拡張機能 • 翻訳拡張機能 • Makey Makey拡張機能 • micro:bit拡張機能 • LEGO MINDSTORMS EV3拡張機能 • LEGO BOOST拡張機能 • LEGO Education WeDo 2.0拡張機能 • Go Direct Force & Acceleration拡張機能 |