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この記事は2020年5月の注目の記事です。 |
報告は、不適切なプロジェクト、コメント、スタジオ、ユーザー、フォーラムの投稿に対して、Scratchチームに通知するScratchウェブサイトの機能である。Scratchチームは、報告されたものをチェックする[1][2]。また、連絡先では、不適切なものに関し、詳細を送信できる。
報告機能は絶対に乱用してはいけない。
ユーザー
ユーザーを報告するには、プロフィールページに行き、「このユーザーを報告」を押す。そして理由を選択する。
よくある報告理由
- 不適切なユーザー名(個人情報、不適切な単語の使用など)
- 不適切なアイコン
- 不適切な「私について」(個人情報、チャットへのリンクなど)
- 不適切な「私の取り組んでいること」(上同様)
プロジェクト
プロジェクトページの「報告」を押し、理由を選び、「次へ」を押して、追加情報を書く。送信ボタンを押すと、確認画面が表示され、報告される。 多くの人が報告した場合、プロジェクトが一時的に削除されることがあるが、Scratchチームがそのプロジェクトを確認し、問題がなければ再共有される[3][4]。Scratch 2.0までは、報告されたプロジェクトは、報告者からは見えなくなっていた。Scratch 3.0では、プロジェクトを見ることはできるが、再読み込みするまで再度報告はできない。
あらかじめ書かれた理由
以下はあらかじめ書かれた理由で、またかっこの中は必要な追加情報である。
- 他のプロジェクトの完全なコピー(元作品のURL)
- クレジットのない画像や音楽を使っている(その素材)
- 過度に暴力的だったり恐怖心をあおる(なぜ思ったのか)
- 不適切な表現が含まれる(どこにあるか)
- 不適切な音楽が使用されている(どの音か)
- 不適切な画像(どの画像か)
- 個人的な連絡先情報が公開されている(どこで)
- その他
その他
2020年4月から[5]、「その他」欄を選択すると、再び別の選択肢から選ぶようになった。以下がその選択肢である。
- このプロジェクトが好きではありません
- このプロジェクトは動作しません
- このプロジェクトはもっと改良できます
- このプロジェクトは難しすぎます
上の選択肢は「偽」のもので、選択すると作者にその意見を伝えるよう表示される。
- このプロジェクトはミスリードしているか、コミュニティをだましています
- これは顔写真を公開するプロジェクトだったり、だれかの写真を見せようとしています
- このプロジェクトをリミックスすることが禁止されています
- このプロジェクトの作者の安全が心配です
- その他 なぜコミュニティーガイドラインに反するのかを書く。
「次へ」を押し、なぜそう考えるかの理由を書く。
画像
コメント
コメントは、右上のボタンを押すことで報告できる。コメントの報告は、理由の選択や書き込みが唯一不要である。 コメントもプロジェクトと同じように、多くの人が報告した場合自動的に削除されることがある[6]。
報告すべきコメントの例
- チャットリンクやSNSリンクを含むコメント
- 不適切な内容
- 個人情報の公開
- スパム
ディスカッションフォーラムの投稿
投稿の場合、使用方法が少し異なる。これは不適切な内容の報告以外にも、トピックの削除、クローズ、名前変更などScratchチームの権限が必要な場合にも用いられる。報告画面では、BBCodeは使用できない。
仕組み
投稿が報告されると、処理権限のあるすべてのScratchチームに情報が届く。
使用例
- 不適切な内容
- スパム
- 炎上コメント
- 重複トピック
- フォーラムが間違ったトピック
- New Scratcherのトピック名前変更、またはトピック作成から24時間未満のクローズ
- Sticky依頼
特に理由もなく報告するのは禁止されている。一度実行するとアラート、複数回ではアカウントブロックにつながる可能性がある。
報告方法
投稿の右下の報告ボタンを押し、内容で記述する。このページは次のURLからもアクセスできる:
http://scratch.mit.edu/discuss/misc/?action=report&post_id=投稿ID
スタジオ
スタジオを報告するには、説明欄の下にある報告ボタンを押し、「タイトル」、「説明」、「サムネイル」の中から不適切だと思ったものを選択する。
報告の乱用
プロジェクトが多数回報告されると、そのプロジェクトが自動的に非共有にされ、作者が一時的にブロックされることがある[7]。この仕組みを利用して、プロジェクトの削除やアカウントブロックを目的としたプロジェクトをいっせいに報告する荒らし(英: mass reporting)が存在する。また、正当な理由がないにも関わらず、報告を行う荒らし(英: false reporting)も存在する。報告の乱用は、当然のことだが、禁止されている[8]。ただし、「報告すべきかどうかわからない場合」に報告することは、推奨されている。