前回、ネコを動かすことはできたけど、足が動かなかったね。では、どうやったら動くようになるのだろう。そこでコスチュームだ。前回すこし説明したけど、コスチュームは衣装のことだ。でも衣装以外にも使える。ではやってみよう!
私の作品
前回の作品はあるかな。それを開いてみよう。Scratchのウェブサイトの右上に、フォルダーのマークがある。押すと私の作品ページへいく。見つからない人は、サインインをしていないから、サインインする。
無事に私の作品へたどりついたら、前回のプロジェクトをさがして、中を見るを押す。
コスチューム
スクリプトエリアの上に、「コスチューム」のボタンがある。押すとどうなるだろう。
こんなものが出るはずだ。そこに、いまネコが持っているコスチュームがある。足の動いたものもあるね。では足の動いたコスチュームを押してみよう。
ネコの足が動いたかな。元に戻すときはその上だ。
スクリプトで動かす
じつはこれ、スクリプトでもできる。「スクリプト」を押して。そしてブロックを用意する。次のコスチュームにするだ。どこにおくかわかるかな?
正解は、ずっとの中だ。足は何度も動かさないといけないからね。
@greenFlag がクリックされたとき
回転方法を[左右のみ v]にする
ずっと
(10)歩動かす
もし端に着いたら、跳ね返る
次のコスチュームにする
ほかにも、コスチュームのブロックはある。コスチュームを[ v]にするは、コスチュームを決まったものにするブロックだ。コスチュームとは関係ないけど、表示すると隠すを使うと、ステージに表示したり、反対に隠したりできる。
新しいスプライト
さすがにネコ1ぴきだけじゃつまらない。ではスプライトをつくろう。スプライトについては前回説明したね。ステージの下にあるボタンを見て。
まずは一番左。押すと、画面が開くから、そこで選ぶ。
「このカニかわいい!これにきめた!」
決めたら、右下のOKを押そう。
その次は、自分で描くボタン。押すと、さっきのコスチュームの編集画面(ペイントエディターという)が出るね。
次は、パソコンからアップロードするボタンだ。
「このゲームのキャラクター、アップロードしてもいい?」
今はやめておいたほうがいい。キャラクターを作った人の許可が、原則必要である。
最後は、見てもわかるように、パソコンのカメラで撮影するボタンだ。でもカメラがないと使えないから気をつけて。
ビットマップとベクター
ペイントエディターには、2つの種類があるんだ。ベクターモードとビットマップモードというけど、とっても大事だから、おぼえるとよい。では、この2つはどこが違うのだろう。
ここに円がある。ベクターでは、「半径10の円」というふうになる。でも、ビットマップでは、「縦20横20の正方形を400にわけて、白白白白白黒...」というようにする。
当然きれいなのはベクター。でも写真のようなデータはビットマップのほうがあっている。
ここではペイントエディターのくわしい使い方はとりあげない。もしわからないことがあったら、自分で調べてみよう。「もっとくわしく」も参考になる。
ポイント
- これまでのプロジェクトは私の作品ページにある
次のコスチュームにするを使うと、コスチュームを次のものにできる。
コスチュームを[ v]にするは、コスチュームを決まったものにする
表示すると隠すで、スプライトをステージに表示するか決める
- スプライトをつくるには、もとからあるものから選ぶ、描く、アップロードする、写真を撮るといった方法がある
- キャラクターなどを使うときは、作った人の許可が、原則必要である。
- ペイントエディターでは、コスチュームを編集できる
- ペイントエディターには、ビットマップモードとベクターモードという2つの種類がある。
もっとくわしく
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