提供: Japanese Scratch-Wiki
(ハイコントラストから転送)
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ハイコントラストモードは、2023年6月28日に公開された、ブロックの色のコントラストを高くするScratchウェブサイトの機能である。
本記事では、ハイコントラストモード実装と同時に行われたアップデートについても解説する。
概要
このモードでは、ブロックの色のコントラストを上げることができる。ハイコントラストモードを適用していないブロックの色と適用しているブロックの色は以下の通り。
ブロックの種類 | オリジナル | ハイコントラスト |
---|---|---|
動き | ||
見た目 | ||
音 | ||
イベント | ||
制御 | ||
調べる | ||
演算 | ||
変数 | ||
リスト | ||
定義 | ||
拡張機能 |
その他の色の変更
ハイコントラストモードの実装とともに、ユーザーインターフェースやScratchウェブサイトのナビゲーションバーの色が、青色 から紫色 に変更された。他にも、Scratchウェブサイトの至るところで色の細かな変更が行われた。変更された理由として、青背景に白色のコントラストが、アクセシビリティガイドラインに適合していないことなどが挙げられる[1][2]。
経緯
もともとこの機能は、Scratch LabのNew Blocks Colorで試すことができた。
2023年6月5日、ディスカッションフォーラムで、Scratchチームのceebeeさんが、ハイコントラストモードに関連するアップデートについての告知を行った[3]。
その後、2023年6月21日に、英語のほか、日本語を含む20言語での告知も行った[4][5]。Announcementsフォーラムでのお知らせの多言語発表は初のことである。
トピック
本機能が実装されるまでの間、日本語フォーラムの専用トピックで話し合いがされていた。
反響
このアップデートはScratchコミュニティに大きな反響を与え、2023年の日本語Scratch流行語大賞に、このアップデートの反響を示した「紫化」が選ばれた[6]。
批判
本機能の実装直後、「ナビゲーションバーを以前の青色に戻してほしい」というScratcherからの提案が殺到した[7]。しかし、Scratchチームは、「紫色は色覚障害を持つ人にとって最も良い色であり、アクセシビリティの向上に役立つ」という意見を示しており、紫色から青色に戻す提案は却下されている[8]。ただし、色をカスタマイズする機能は却下されていない[8]。
出典
関連項目
リンク
- 日本語でのアップデートの公式告知 (Announcementsフォーラム)
- ChatGPTによる告知の要約 (日本語フォーラム)