提供: Japanese Scratch-Wiki
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2020年8月14日(中国時間)、Scratchウェブサイト(scratch.mit.edu)が中華人民共和国によって検閲されるようになった[1]。なお、特別行政区の香港とマカオや、台湾では検閲されていない。
発端
検閲の発端は、2020年8月に中国の大手動画サイトbilibiliに投稿された動画とされている[2]。当該動画では、中国でのScratchの使用状況に加え、アカウント作成画面にて香港や台湾を「国」(country)として挙げていることや、反中国プロジェクトが存在することを述べている。
検閲
2020年8月14日ごろから中国在住のScratcherにより「Scratchにアクセスできない」との申し出があった[3]。このため、一部の中国在住のScratcherは、VPNやプロキシを使用してScratchにアクセスしたり、インターネット接続の不要なScratch 3 アプリをダウンロードしたりした。
Scratchチームの反応
ScratchチームのZa-Chary氏は、「We're aware of the issue now and will look into it further.」(問題を把握しました。さらに調査します。)とコメントした[4]。また、ディスカッションフォーラムに投稿しようとしたが、結局先に他のScratchチームのメンバーに相談することとした[5]。
中国でのプログラミング教育
中国ではScratchは規制対象だが、現在もプログラミング教育が継続されている。中国の教育機関(学校など)でScratchを使用することは望ましくないため、編程猫(Codemao)やmBlock(教材用ロボットと連携可能)、MIND+などが代替手段として利用されることがある[要出典]。また、UIは編程猫がLINE entryライク、mBlockとMIND+がScratch 3.0ライクになっている。