提供:Japanese Scratch-Wiki
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Scratchのペイントエディターでは他のソフトより機能が少なかったり、使いにくかったりする可能性がある。この記事では、Scratchで使用できるソフトを紹介する。紹介するソフトは数多くの物が無料で使用することができるが、中には有料の物もある。
ベクター
ベクター画像は数学的な計算から成り立っており、ビットマップより滑らかに表現することができる。これにより、拡大や縮小をしても画質を維持することができる。
ダウンロードするソフトウェア
- Inkscape
- Inkscape は無料でオープンソースのベクターグラフィックエディターである。一般的には、画像を編集するというよりも画像を描画するために使用される。
- Adobe Illustrator
- Adobe Illustratorは、Adobeのベクターグラフィックエディターである。有料で、サブスクに契約すると使用することができる。
- Affinity Designer
- Affinity Designerは、Serif Europeが独自に開発したWindows/macOS/iPad用のベクターグラフィックエディターである。有料で、購入すると使用することができる。
モバイルアプリ
以下に挙げるものは、モバイル端末にダウンロードして使用するアプリである。
- Skedio
- Skedioは、ベクターペイントエディターである。Androidでは無料でダウンロードできるが、アプリ内課金が存在する。
オンラインソフトウェア
以下に挙げるものは、ウェブサイト上で使用できるソフトウェアである。
- Sumo Paint
- Sumo Paintは、オンラインペイントエディターである。様々なツールを使って絵を描くことができるほか、描いた絵は自分のデバイスに保存することができる。無料で利用でき、アカウントも必要ないがアカウントを作成することもできる。
- Canva
- Canvaは、無料のオンライン・グラフィックデザイン・サイトである。様々なサイズの画像を作成することができ、.png、.jpg、.svgなど多くのファイル形式でダウンロードすることができる。ただし、SVGファイルをダウンロードするには、有料のProバージョンが必要である。
ビットマップ
ビットマップ画像は個々の画素から構成されており、ビットマップ画像を大きくリサイズすると、個々の画素が大きくなり、画像が画素化されたように見え、ビットマップ画像を小さくリサイズすると、一部の画素が削除される。そのため、リサイズすると画質が劣化してしまう。
ダウンロードするソフトウェア
- Paint
- Paintは、Microsoft Windowsで無料で使用できるシンプルなグラフィックエディターである。最近更新され、より使いやすくなった。
- Paint.NET
- Paint.NETは、Paintに代わるものとして設計され、レイヤー、透明度、グラフィック効果など、より高度な機能が使用できる。ダウンロードと使用は無料だが、Windowsでのみ使用可能である。
- GIMP
- GIMP は、Photoshop に似たフリーでオープンソースの画像エディターである。Windows、macOS、Linuxで動作する。
- Gravit Designer
- Gravit Designerは、ベクターとビットマップを作成するため使用するソフトウェアである。無料で使用できるが、有料のPro版もある。MacOS、Windows、Linux、ChromeOSで利用可能で、ブラウザでも動作する。
- Adobe Photoshop
- Photoshopは、WindowsとmacOSで動作する画像編集ソフトウェアである。有料で、購入すると使用することができる。。このソフトウェアには、Photoshop Elementsという下位バージョンも存在する。また、WindowsのMicrosoft Storeでは、Photoshop Express(フォトショップエクスプレス)という名前で、少し機能は減るが、無料で使えるものがある。
モバイルアプリ
以下に挙げるものは、モバイル端末にダウンロードして使用するアプリである。
- Tayasui Sketches
- Tayasui Sketchesは、オイルパステルや水彩画の機能を持つ仮想キャンバスである。また、画像は「プロエクスポート」によってiCloudドライブやフォトライブラリに書き出すことができるほか、レイヤーと透明度もサポートされている。アプリは無料だが、Proバージョンへのアップグレードがある。
- Inspire Pro
- Inspire Pro Freeは、高速で素晴らしい精度を特徴としており、グレージング、ランダムサイズ、スキャッターなど、特殊なペイント設定も可能である。また、感圧式スタイラスにも対応している。アプリは無料だが、Proバージョンへのアップグレードがある。
オンラインソフトウェア
以下に挙げるものは、ウェブサイト上で使用できるソフトウェアである。
- Pixlr
- Pixlrは、無料のオンラインペイントエディターとフォトエディターである。レイヤー、色の置き換え、変形などの様々な機能がある。また、デスクトップ版もある。
- Photopea
- Photopeaは、無料のオンライン高度な画像エディターである。Photoshopにあるほぼすべての主要な機能を含み、編集と作成の両方ができる。様々な写真フォーマットに対応している。
Scratchへのインポート
Scratch以外の画像編集ソフトからScratchにインポートする方法を説明します。もちろん、Scratch以外で描いたグラフィックをプロジェクトで使用したい場合にも必要です。
ビットマップ
ビットマップグラフィックスの場合、.pngなどの一般的なビットマップ形式でファイルを保存し、Scratchにインポートする。
ベクター
ベクターファイルの場合、Scratch のコスチュームは .svg 形式を使用しており、.eps や .ai などの一般的なベクター形式は、インポートできたとしても、Scratch のベクターパスとして適切に読み込まれない。したがって、Scratch でベクターパスとして表示させたいファイルは、.svg 形式で保存する必要がある。