提供: Japanese Scratch-Wiki

橙色チェックマーク.png この文書はScratch Wikiのガイドラインとして提案中です。現在、内容に関してトークページで議論を行っています。
CC by-sa.png このファイルは、CC BY-SA 2.0でライセンスされています。ライセンスは、CC BY-SA 2.0です。
出典:inoking氏の案 より一部改変 inoking氏の原案,nagacyan氏の改訂,apple502jの改訂


著作権(ちょさくけん)とは?

自分の考えや気持ちを作品(画像、音楽、アニメ、ドラマ、ゲーム、マンガ、小説、美術、プログラム、その他…)として表現したものを

「著作物」といいます。

そして、 「著作物」を作った人を「著作者」といいます。 さらに、「著作者」に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」といいます。

また、「著作権」をもっている人が「著作権者」です。

「著作権」に関係するルールは「著作権法」という法律で定められています。

「著作権」「著作物」が作られた時点で自動的に生まれます。特別な手続きは不要です。

著作権制度は、「著作者」「著作権者」の権利を守ることで、文化が発展することを目的としています。

著作権の侵害とは、「著作権者」の意図に反して「著作物」を利用(販売や配布など)することです。 これにはインターネットでの勝手な公開も含まれます。

著作権を守らないといけないのはなぜ?

著作権を守ることの良い点

「著作者」は、「著作物」の使用者(作品を見たり聴いたり使ったりする人)から使用料などにより利益を得ることができます。

例えば、マンガ家は自分の描いたマンガが多く売れると、それだけ得られる収入(お金)も増えます。

「著作者」は使用料として得られた収入をもとにして、新しい「著作物」を作ることができます。

例えば、マンガ家は得た収入を使って、より高度な設備をそろえることもできるでしょう。

その結果、私たちは文化的に豊かな生活をおくることができ、社会全体としての文化も発展するという流れが出てきます。

例えば、私たちはお気に入りのマンガのもっとおもしろい新作を読むことができます。

そしてそれに影響を受けた人たちによって新しい作品が生まれ、文化としてどんどん発展していきます。

著作権を侵害することの悪い点

「著作物」の使用量に見合った利益が「著作者」にもたらされなくなります。

例えば、マンガが無断でネット配信されてしまうと、作者のマンガ家は本来受け取れるはずだった収入を得ることができません。

「著作者」に利益がもたらされないため、「著作者」は新しい「著作物」を作ることがむずかしくなります。

例えば、作者であるマンガ家は収入が減ってしまい、ついには描くことをやめてしまうかもしれません。

その結果、私たちは文化的に豊かな生活をおくるチャンスを逃してしまい、社会全体としての文化も発展するチャンスを逃してしまいます。

例えば、私たちはお気に入りのマンガの続きが読めなくなるかもしれません。より良い作品が生まれずに消えてしまうことは文化としても残念なことです。

著作権を侵害するとどうなる?

「著作権者」が訴えた場合、懲役や罰金、さらには損害賠償が命令されることがあります。

Scratch での著作権は?

Scratchでは、「クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.0」(CC BY-SA 2.0)という国際的なライセンス方式を採用しています。

Scratch で作品を共有したり、Scratch のWebサイトにコメントなどを書き込んだりする場合は公開する内容がこのライセンスに従う ことを認めたことになります。

このライセンスでは以下のことが自由にできます。

  • 共有 - コピーや再配布
  • 翻案 - リミックスや改変、加工作品の作成(営利目的も含め、目的に制限なし)

このために以下のことを守らないといけません。

  • 表示 - 適切なクレジットの表示
  • 継承 - リミックスや改変、加工作品の作成をした場合→元の作品と同じライセンスでの配布(Scratch内でリミックスしたときは、必ず満たされます)

以上のことから、Scratch で作品を共有するときは「メモと作品への貢献」へ適切な内容を記入しないといけません。

例: @なまえ さんの「~~~」にある猫の絵を使っています

また、このライセンス内容を制限することはできません。

例:リミックスの禁止、リミックスの許可制

Scratch で著作権に問題のある作品やスタジオを見つけたらどうすればいい?

まずは作品やスタジオを作ったユーザーにプロフィールコメントなどで確認してみるのがよいでしょう。著作権について知らずに使っているのかもしれません。

著作権侵害への対応(処罰や損害賠償など)は「著作権者」からの申し出によって発生するため「著作権者」以外は基本的にどうすることもできません。

しかし、上で述べたように「著作権者」が訴えた場合、 作品やスタジオを作ったユーザーは懲役や罰金、損害賠償などの法的処罰を受けることがあります。

参考リンク

みんなのための著作権教室