提供:Japanese Scratch-Wiki
この項目には、最新バージョンのScratchには存在しない機能について書かれています。現在は使うことができないので、注意してください。これを置き換えた機能については、ペイントエディター (3.0)を見てください。 |
この項目は、書きかけの項目です。この項目に加筆・訂正などをしてくださる協力者を求めています。
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ペイントエディター (1.4)は、Scratch 1.4についている、絵画ツールである。 Scratch 1.4のペイントエディターはビットマップ形式のみサポートされており、ベクター形式は使えない。
このようなペイントエディターは、他のプログラミング言語のエディターには付属していなことが多く、Scratchの特徴の一つである。
ツール
Scratch 1.4のペイントエディターには次のようなツールがある。
図形・着色ツール
- 絵筆—フリーハンドで描く。
- 消しゴム—なぞった場所を消す。
- 塗り潰し—線で囲まれたエリアを塗りつぶす。グラデーションにすることも可能。
- 四角形ツール—長方形や正方形を描く。
- 楕円ツール—楕円や正円を描く。
- 線ツール—直線を描く。
- テキストツール—テキストを表示する。
- 選択ツール—絵の一部(全部選択することも可能)を選択する。
- 選択ツールで選択した場所はドラッグアンドドロップで動かしたり、← Backspace、Deleteを押すことで消すことができる。
- スタンプツール—指定した場所をコピーすることができる。
- スポイトツール—色を絵の中から選択したい場合に、選択したい色の場所でクリックすることで色を調べることができる。
メモ:
Scratch 1.4のペイントエディターでは、テキストは一つしか配置することができない。これは、ビットマップ上でテキストを編集できるように工夫された結果である。
カラーパレット
カラーパレットは、ペンなどの色を設定するツールで、これには二種類用意されている。
画像左側のカラーパレットは、56個の色があらかじめ用意されていて、その中から色を選ぶようになっている。
画像右側のカラーパレットは、65536種類の色を選ぶことができる。そのため、画像左側のカラーパレットよりも自由に色を選ぶことができる。このカラーパレットは上に行くほど淡い色(白に近い色)になり、下に行くほど濃い色(黒に近い色)になる。左右に動くことで色相(色合い)が変わる。
(厳密にいうと、上下左右に動くことで、赤、青、緑の配合が変わる)
塗り潰しモード選択ツール
塗り潰しモードを使う場合に、どのように塗りつぶすのかを決めるツールである。 塗り潰しモードには次の4つがある。
- 一色のみで塗る。
- 左から右へグラデーションをする。
- 上から下へグラデーションをする。
- 中心から外側に向かってグラデーションをする。
テキストツール
テキストツールを使う場合に、フォントとサイズを設定するツールである。
筆の太さ(消しゴムの大きさ)
筆や消しゴムの大きさを決めるツールである。 大きさは全部で12段階ある。
画像操作ツール
- 拡大—絵全体または、選択された部分を一回り大きくする。
- 縮小—絵全体または、選択された部分を一回り小さくする。
- 反時計方向に回す—絵全体または、選択された部分を反時計方向(左回り)に30度回す。
- 時計方向に回す—絵全体または、選択された部分を時計方向(右回り)に30度回す。
- 水平に反転—絵全体または、選択された部分を左右反転させる。
- 垂直に反転—絵全体または、選択された部分を上下逆さにする。
- 読み込み—手元のコンピューターから画像を読み込む。
- 消す—絵全部を消す。
- 取り消し—直前の変更を取り消す。
- やり直し—取り消しを取り消す。(取り消す前の状態にする)
- ズームイン—キャンバスを大きくする。(絵自体は大きくならない。絵を大きくする場合は拡大ツールを使う。)
- ズームアウト—キャンバスを小さくする。(絵自体は小さくならない。絵を小さくする場合は縮小ツールを使う。)
- コスチュームの中心を設定—コスチュームの中心を設定する。
その他の機能
- ⇧ Shiftを押しながら拡大、縮小ツールを使うと、どのくらい大きさを変更するのかを指定して大きさを変えられる。
- ⇧ Shiftを押しながら反時計方向に回す、時計方向に回すツールを使うと、何度回すのかを指定して回転させることができる。
- ⇧ Shiftを押しながら線使うと、垂直な線や水平な線を引くことができる。
- ⇧ Shiftを押しながら楕円ツール、四角形ツールを使うと、正円や正方形が描ける。