提供: Japanese Scratch-Wiki
緑の旗は、Scratchの機能である。これを押すと、
@ がクリックされたとき
から始まるスクリプトが実行される。オフラインでは、もっと簡単で、↵ Enterでも実行できる。(ただし、[] と聞いて待つ
の実行中を除く。)⇧ Shiftキーを伴うと、ターボモードの有無が切り替えられる。Ctrlを伴うと、ミュート設定になる。(詳しくはScratchの裏技を参照。)
重要性
これがなければ、ユーザーは、プロジェクトを開始するためにキーボードやスプライトを使う必要がある。この機能なしでもプロジェクトは作れるが、実用性の面から、多くの人がこの機能を利用している。
下のようなプロジェクトは、緑の旗が必要ない。
- 素材を共有するプロジェクト
- 左右キーで移動するスライドショー
歴史
Scratch 1.4では、緑の旗が押されるとscratch-startclicked
というメッセージが送られた。このため、[メッセージ1 v] を送る
ブロックを使って旗をクリックしたり、@ がクリックされたとき
の代わりに[メッセージ1 v] を受け取ったとき
を使うことができた。
これは、Scratchの正式な機能ではなかった。そのため、2.0以降ではこの機能が廃止されることとなった。
ブロック中への挿入
- 詳細は「ブロックの絵文字」を参照
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この項目またはセクションには、Scratch 3.0の現行バージョンに含まれていない機能が記載されています。これは歴史的な観点からのみ有用です。 |
古いバージョンのScratch 2.0では、@greenFlagと書くと、旗が定義中に挿入できた。
Scratchblocks
scratchblocksプラグインでは、@greenFlagと書くと、旗マークの意味になる。ただし、Scratch Wiki上では、「@」だけでできる。