提供: Japanese Scratch-Wiki
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== 重要性 == | == 重要性 == | ||
− | これがなければ、ユーザーは、[[プロジェクト]] | + | これがなければ、ユーザーは、[[プロジェクト]]を開始するためにキーボードや[[スプライト]]を使う必要がある。この機能なしでも[[プロジェクト]]は作れるが、実用性の面から、多くの人がこの機能を利用している。 |
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* 素材を共有するプロジェクト | * 素材を共有するプロジェクト | ||
* 左右キーで移動するスライドショー | * 左右キーで移動するスライドショー | ||
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
− | [[Scratch 1.4]]では、緑の旗が押されると<code>scratch-startclicked</code> | + | [[Scratch 1.4]]では、緑の旗が押されると<code>scratch-startclicked</code>というメッセージが送られた。このため、[[() を送る (ブロック)|<sb>[メッセージ1 v] を送る</sb>]]ブロックを使って旗をクリックしたり、<sb>@greenFlag がクリックされたとき </sb>の代わりに[[() を受け取ったとき (ブロック)|<sb>[メッセージ1 v] を受け取ったとき</sb>]]を使うことができた。 |
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+ | これは、Scratchの正式な機能ではなかった。そのため、[[Scratch 2.0|2.0]]以降ではこの機能が廃止されることとなった。 | ||
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2019年1月2日 (水) 03:31時点における版
このきじは ひらがなのページがあります。ひらがなでよむ
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この記事は2018年3月の注目の記事です。 |
@greenFlag がクリックされたとき
から始まるスクリプトが実行される。⇧ Shiftキーを伴うと、ターボモードの有無が切り替えられる。Ctrlを伴うと、ミュート設定になる。(詳しくはScratchの裏技を参照。)
重要性
これがなければ、ユーザーは、プロジェクトを開始するためにキーボードやスプライトを使う必要がある。この機能なしでもプロジェクトは作れるが、実用性の面から、多くの人がこの機能を利用している。
下のようなプロジェクトは、緑の旗が必要ない。
- 素材を共有するプロジェクト
- 左右キーで移動するスライドショー
歴史
Scratch 1.4では、緑の旗が押されるとscratch-startclicked
というメッセージが送られた。このため、[メッセージ1 v] を送る
ブロックを使って旗をクリックしたり、@greenFlag がクリックされたとき
の代わりに[メッセージ1 v] を受け取ったとき
を使うことができた。
これは、Scratchの正式な機能ではなかった。そのため、2.0以降ではこの機能が廃止されることとなった。
ブロック中への挿入
- 詳細は「ブロックの絵文字」を参照
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この項目またはセクションには、Scratch 3.0の現行バージョンに含まれていない機能が記載されています。これは歴史的な観点からのみ有用です。 |
古いバージョンのScratch 2.0では、@greenFlagと書くと、旗が定義中に挿入できた。
現在でも、定義の引数中に、@greenFlagと書くと、旗アイコンが表示される。
Scratchblocks
scratchblocksプラグインでは、@greenFlagと書くと、旗マークの意味になる。ただし、Scratch Wiki上では、「@」だけでできる。