提供: Japanese Scratch-Wiki
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2016年2月7日 (日) 00:10時点における版
緑の旗がクリックされたとき | |
カテゴリ | イベント |
タイプ | ハットブロック |
追加 | Scratch 1.0 |
緑の旗がクリックされたときブロックは、イベントカテゴリのハットブロックである。緑の旗がクリックされた時に、このブロックの下に組まれたブロックが実行される。これらのスクリプトは他のスクリプトをアクティブにし、全体のプログラムを有効にすることができる。
このブロックを使わない場合、プロジェクトを実行することができる方法は、キーの押下またはスプライト(ステージ)のクリックを感知する以外の方法は無い。また、このブロックはScratchで最も多く使われているブロックである。
このブロックを使わずプロジェクトを作成するのはあまりおすすめできない。なぜならウェブ上でプロジェクトを実行する場合緑の旗を
クリックしないと実行されないからだ。
実用例
このブロックの下に組まれたブロックはプロジェクトが開始された時にしか実行されません。以下、一般的な実用例です。
- プロジェクトを開始する時、リストの中を全て削除する
@ がクリックされたとき (すべて v)番目を[リスト v]から削除する
- 変数をリセットする
@ がクリックされたとき [変数 v]を(0)にする
- スプライトを隠したりしてその場のシーンを設定する
@ がクリックされたとき 隠す コスチュームを [costume1 v] にする
- ペンで書いたデータをリセット
@ がクリックされたとき 消す
- 音楽を再生する
@ がクリックされたとき ずっと 終わるまで [meow v] の音を鳴らす end
このようなブロックを使った後は通常通りにブロックは実行されます。(例)
@ がクリックされたとき 画像効果をなくす x座標を (0) 、y座標を (0) にする ずっと もし <(meter) < [ 0]> なら [あなたの負け v]を送る end end
エラー
たくさんのブロックを同時に実行させるとプロジェクトの実行した時に見つかりにくいエラーが起こる可能性がある。
だがプロジェクトを実行させた時にメッセージ(Broadcast)を使って実行させると容易に直る。
(あまりプロジェクトの開始時に同時にブロックを実行させるのも良くない)
@ がクリックされたとき [message1 v]を送る
他の考え方
このブロックの組み合わせ方が緑の旗がクリックされた時を使わずにプロジェクトを実行させる唯一の方法である。
Scratchはプロジェクトを開始させる時に使うハットブロックは緑の旗がクリックされてプロジェクトのタイマーが0の時に実行させる。
だがこの方法はプロジェクトを実行するとすぐハットブロックが実行されてしまう。
ファイル:Hello World.PNG
Scratch2.0より前のバージョンではこのブロックを使うことで緑の旗がクリックされたときを使わず実行させることができる。
(だがこの方法はScratch1.4でしか使うことはできない)
ストップがクリックされたとき
ストップがクリックされたときは、沢山のユーザーの願いを取り入れて作られた一つのイベントブロックである。またこれはプロジェクトを完全に停止させるために使う。
ちなみにストップブロックと別に同じ効果をもたせる方法は以下参照。
定義 チェック ずっと タイマーをリセット (0.1)秒待つ end
@ がクリックされたとき チェック
もし<[タイマー] < (0.2)>なら ... チェック